一般社団法人BUSHIDO文化協会では令和4年度観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」に採択を受け「源頼朝ゆかりのパワースポットを巡る願掛けツアー in 三浦半島」を造成しました。
頼朝ゆかりのパワースポット!
今回の事業では、鎌倉幕府を成立した源頼朝ゆかりの地の中でも、横須賀市、三浦市、葉山町を中心に、
頼朝が願掛けをした足取りをたどり、頼朝の聖地をツアーで巡る企画をツアー化しました。
頼朝は非常に篤信な方でした。各所で神社仏閣を祀り、祈願をして幕府の成立と武士の世を目指しました。
三浦半島を治めていた「三浦一族」とのかかわりの中でその聖地は今もあり続けています。
その物語をガイドの育成と共に文章化し、願掛けコンテンツの製作と共にツアーを製作しました。
今回の対象スポットは、葉山町森戸大明神様、三浦市海南神社様、横須賀市叶神社(西)様、横須賀市叶神社(東)様、横須賀市満昌寺様、横須賀市浄楽寺様で進めました。
各所は頼朝、三浦一族にゆかりのある神社仏閣で、それぞれユニークな物語と共に、由緒正しき古刹です。
住職様、宮司様にツアーの製作にご協力を頂きました。
また、三浦市観光協会、横須賀市観光協会、葉山町観光協会及び対象の自治体、
旅行会社に、JTB株式会社、三浦観光バスにもご協力をいただきました。
願掛けガイドの育成!
今回の事業では、頼朝のパワースポットを魅力的に伝えるため、願掛けコンテンツの製作と共に、
「稼げる願掛けガイド」の育成に取り組みました。
講師:山城ガールむつみ(三浦一族研究会副理事長)「歴史」
石川真理子(作家)「願掛け」
荻野健一(デジタルハリウッド大学院教授)「全体」
施設講師:満昌寺:永井住職、永井副住職
浄楽寺:土川副住職
森戸大明神:守屋祢宜
海南神社:米田宮司
東叶神社:永井宮司
西叶神社:感見宮司
ガイド候補生は公募で8名の応募をいただき、計6回の講習とテスト、2回の実地ツアーを行い、結果的に3名のガイドの育成に成功しました。
歴史食「軍めし」!
今回の事業では、観光食となる歴史食の製作も行いました。
一つ目は「軍めし」。
鎌倉時代の武士が出陣する際、「打ち鮑」「勝栗」「昆布」を食し験担ぎをしたという三献の儀にちなんで開発したお弁当です。
「打ち鮑」は「敵を討つ」、「勝栗」は「勝つ」、「昆布」は「喜ぶ」を意味し、
「敵に打ち勝ち喜ぶ」という予祝を表しています。
これらの材料を基本に三浦の幸を盛り込みました。
頼朝やその重臣たちのように
「願いを叶えるぞ!」という気持ちで食していただけます。
また、今回のツアーではお寺で食すということもあり、
ヴィーガン仕様の「願めし」の製作も行いました。
いずれも、三浦半島の新鮮な海幸、山幸をふんだんに用い、そのおいしさもさることながら、歴史を感じ、
願掛けをする心構えまでできる、素晴らしいお弁当が出来上がりました。
今後は、ツアー以外でも食すことができるように進めていく計画です。
正しい願掛けをしよう!
今回の事業では各所にて、お寺の由緒と正しいお参りを促す日本語、英語の看板の製作も行いました。
お参りの仕方や心構えというのはなんとなく行っているもので、神職や住職からその作法を聞くと
今までより心を込めてお参りすることができます。
更に、外国人の参拝者にも日本の正しい文化を伝え、
信仰だけでなく正しい文化体験を行っていただくことを目指しました。
「源頼朝ゆかりのパワースポット!を巡る」in三浦半島ツアーの造成
今回の事業では、東コース、西コースのツアー造成を行いました。
このツアーコースについてはこちら
東コース
https://bushidobunka.com/2023/01/25/powerspoteastsaide/
西コース
https://bushidobunka.com/2023/01/25/powerspotwestside/
どちらも、神社仏閣では正式参拝を行い、満昌寺では座禅体験、浄楽寺ではVR発願体験と、
その願掛けのお参りの心構えと共に、正式な作法と体験で頼朝の足取りをたどりました。
願掛けガイドの存在から、面白楽しくツアーを巡っていただくことができました。
やはり、その魅力を伝える人がいなければ100%の良さは伝わらないものですね。
ユニークなガイドも精一杯の解説と知識でモニターの皆さんも楽しんでおられました。
WEBサイトの製作
そして、ツアーを旅行会社への販売を可能にするためのWEBサイトの製作も行いました。
https://miura.bushido-powerspot.jp/
こちらでも今回のツアー概要がよくわかるようになっています。
ツアーも今後販売していきますが、
このサイトを見れば、各地を巡ることもできます。
頼朝ゆかりの願掛けスポットを巡るならぜひ参考にしてみてください。
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